今年も終わりということで、デッキ構築の話を
内容は最近調整して高成績を納めているBUGr 罰火コン
調整しつつの成績の流れ
4-2
2-1-1(分けは勝ち確)
3-0
5-1
と、最近のメタにあっているんじゃないかと

レシピを下記に記載

デッキ名:BUG Fire
Creatures : 6
4 [敏捷なマングース/Nimble Mongoose]
2 [瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage]

Spells : 31
1 [仕組まれた爆薬/Engineered Explosives]
1 [恐ろしい死/Ghastly Demise]
1 [見栄え損ない/Disfigure]
4 [思考囲い/Thoughtseize]
4 [渦まく知識/Brainstorm]
2 [呪文貫き/Spell Pierce]
2 [呪文嵌め/Spell Snare]
3 [マナ漏出/Mana Leak ]
1 [壌土からの生命/Life from the Loam]
3 [罰する火/Punishing Fire]
3 [突然の衰微/Abrupt Decay]
1 [直観/Intuition]
2 [ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil]
3 [精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor]

Land : 24
1 [Badlands]
1 [Bayou]
1 [Taiga]
1 [Tropical Island]
3 [Underground Sea]
2 [Volcanic Island]
1 [島/Island]
3 [汚染された三角州/Polluted Delta]
3 [沸騰する小湖/Scalding Tarn]
3 [霧深い雨林/Misty Rainforest]
3 [燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows]
2 [不毛の大地/Wasteland]

合計61枚

サイド :15
2 [ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique]
2 [悪魔の布告/Diabolic Edict]
1 [真髄の針/Pithing Needle]
1 [紅蓮破/Pyroblast]
2 [赤霊破/Red Elemental Blast]
2 [外科的摘出/Surgical Extraction]
1 [クローサの掌握/Krosan Grip]
2 [仕組まれた疫病/Engineered Plague]
1 [仕組まれた爆薬/Engineered Explosives]
1 [トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt]


*開発秘話として、BUGから罰火をタッチしにいった形ではないので、レシピが通常のBUGコンとは離れている。
このデッキを作った経緯は、先月末ぐらいに作ったグリクシスコントロールがベースになっているので、その影響


〜コンセプト〜
環境に死儀礼のシャーマンが流行っている。この生物は放置しておくと、ロングスパンで悪さをするので処理したい。
しかし、死儀礼のシャーマンを片っ端から処理していると他の生物への除去が足りなくなるので恒久的な除去が臨まれる。
そこで、罰する火に注目した。
幸いにも環境には、デッキの大半がタフネス2以下で構成されものが多い。タフネス3以上といえばZooなのだが環境からいなくなった。
また、罰する火構成にすることでPW耐性も上がる。

よって、罰する火で処理しやすい環境である。

次はカラーリングである。
赤:罰する火を使用するために必要で説明不要。サイドボードから投入できる赤霊破は現環境では非常に心強い。
青:渦巻く知識で罰する火と燃え柳の木立ちを効率的に探せる。精神を刻む者、ジェイスは守ることができればゲームを簡単に終わらせてくれる。
黒:手札破壊は相手のゲームプランを崩し、こっちのゲームプランを立てやすくする。あまり知られてないかもしれないが、ヴェールのリリアナと罰する火の相性は最高である。隣の小粒焼きつつ-能力で布告することで、タフネス2を越える生物に大しても容易に処理が可能であり、リリアナの+能力では罰する火をディスカードしつつ燃え柳の木立ちで回収できる。最高のシナジーを形成する。

この時点でグリクシスコントロールで回していたが、どうも勝ちきれない処理しきれないといった現状であった。クロックが弱いのでゲームは長引くし、メインから置物(装備品)に触れないのは罰する火コントロールにおいて致命的であり、確定除去を恐ろしい死に頼っていたために聖遺の騎士やタルモゴイフを連打されたりサイズが大きすぎて処理しきれない時もあった。

そこで色の追加だった。
緑:緑黒の最高のカードとして突然の衰微がある。これによりメインから置物を処理でき、上記の問題点を解消した。壌土からの生命は不毛の大地で割られた燃え柳の木立ちを回収できるのは大きい。


〜カードの選択〜
メイン
【ハンデス 4】
4 [思考囲い/Thoughtseize]
説明不要。相手の生物は落としたいし、コントロールデッキなので4マナ以上の高kpのカードも当然落としたい。

【除去 9】
1 [仕組まれた爆薬/Engineered Explosives]
1 [恐ろしい死/Ghastly Demise]
1 [見栄え損ない/Disfigure]
3 [罰する火/Punishing Fire]
3 [突然の衰微/Abrupt Decay]
1マナ除去がないと後手1t目対処できず、しんどいので必要。
このデッキは高速に横に並べられて、罰する火が機能する前に圧殺されるパターンがあるので、そこ一掃できる仕組まれた爆薬(or破滅的な行為)は必要。破滅的な行為のはなく爆薬を優先したのは、即起動の際に1マナ軽いのが重要。+αとして、こちらの置物(サイド後)や敏捷なマングースを巻き添えにしない、PWを割れるなどの点がある。(ここは個人差なので、破滅的な行為でも良い考える)
罰する火と突然の衰微は説明不要。

【打ち消し 7】
2 [呪文貫き/Spell Pierce]
2 [呪文嵌め/Spell Snare]
3 [マナ漏出/Mana Leak ]
Force of willではなく、マナ漏出なのはブルーカウントが17枚しかないからである。サイドを含めて触れない生物・置物・PWはないので、アドバンテージを失ってまで打つ呪文ではなく、ブルーカウントを増やしてForce of willを採用することは今の環境ではなく、マナ漏出で十分である。打ち消しが必要となる青系に対しては赤霊破系が3枚入ることで10枚体制となる。

【ドロー操作 7】
4 [渦まく知識/Brainstorm]
1 [壌土からの生命/Life from the Loam]
1 [直観/Intuition]
直感は、罰する火・燃え柳の木立ち・壌土からの生命を持ってくることで罰火柳シナジーを早期に完成させる。
師範の占い独楽ではなく、森の知恵を優先したのは罰火柳シナジーでマナが余らないことが多々あるからである。しかし、衰微の流行やキャストの隙の無さから師範の占い独楽の方が良いとも考えている。

【生物 6】
4 [敏捷なマングース/Nimble Mongoose]
2 [瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage]
BUG等を相手にする際にはお互い殻に籠ってしまい引き分ける可能性が高く、それを打破するためにクロッカー(フィニッシャー)は必要である。
タルモゴイフではなく敏捷なマングースなのは、クロックの大きさよりも被覆を優先したからである。長丁場のコントロールデッキに求められるのはアドバンテージの差であり、相手の除去を腐らせることで擬似的にアドバンテージを生み出す。(これを優先すると、相手の衰微を躱すためにも森の知恵ではなく師範の占い独楽の方が良いかもしれない)
これにより、タルモゴイフにはできないこととして、1t目のゴブリンの従僕への解答(バウンス・除去されない)。PWを守っている時に除去で処理されてPWが落とされない。聖トラフトの霊を除去されずにブロックで落とせる。など安心感が違う。

【PW 5】
2 [ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil]
3 [精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor]
説明不要。リリアナ罰火柳が決まってしまえばジェイス並の制圧力があり、処理されない敏捷なマングースが1枚あるだけで簡単に勝ててしまう。

*補足
情け知らずのガラク/ヴェールの呪いのガラク
精神を刻む者、ジェイスは対消滅・赤霊破系、ヴェールのリリアナは対消滅・突然の衰微と処理されやすいのに比べて、その心配がないので十分採用に値するので最近まで使用していたが、スペースの関係で抜けた。

【土地 24】
1 [Badlands]
1 [Bayou]
1 [Taiga]
1 [Tropical Island]
3 [Underground Sea]
2 [Volcanic Island]
1 [島/Island]
3 [汚染された三角州/Polluted Delta]
3 [沸騰する小湖/Scalding Tarn]
3 [霧深い雨林/Misty Rainforest]
3 [燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows]
2 [不毛の大地/Wasteland]
BUG Fireというデッキで色拘束が非常にキツいので、土地バランスは非常に重要である。間違って基本地形を多く入れてはいけない。その分だけ動けなくなる。1枚の島は後手等で呪文嵌めと呪文貫きを絶対に構えたい時に必要になる。デュアランを立たせて、不毛の大地で割られてキャストできなくなってしまっては元の子もないから。
2枚の不毛の大地は、どうしても割りたいKarakas・ミシュラランド・アカデミーの廃墟・リシャーダの港を処理するために必要であり、相手が事故っていない限り相手の土地を止めるためには使わない。こちらの土地を伸ばす方が十二分に重要である。
6種類のデュアランを用いているために、フェッチの使い方には気を使う必要がある。汚染された三角州は[Taiga]を、沸騰する小湖は[Bayou]を、霧深い雨林は[Badlands]を持って来れない。何も考えずに渦巻く知識で戻す土地を選んだり、フェッチを切ったりしてはいけない。
*補足
間違っても調整の際に土地の枚数を減らしてはいけない。色拘束のキツさ、不毛嵌め緩和のために土地多め(24枚)の構成にしている。
コントロールデッキとしてやはり、土地の枚数は多い目に取るべきである。

サイド
*カテゴリー分けしているが、明確にそれだけではない
【置物対策】
1 [真髄の針/Pithing Needle]
1 [クローサの掌握/Krosan Grip]
針が1枚なのは、複数枚のサイドと組み合わせることで対応力を上げている。

【青系、コントロール系対策】
2 [ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique]
1 [紅蓮破/Pyroblast]
2 [赤霊破/Red Elemental Blast]
説明不要。

【墓地、コンボ対策】
2 [外科的摘出/Surgical Extraction]
1 [トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt]
ドレッジ相手等に直感からすぐにキャストするためにも、3枚の0マナスペルはほしい。外科的摘出3枚でも良いが、ハンデスからのブッパを防ぐためにもトーモッドの墓所で場からも睨み合っている方が個人的に好み

【部族対策】
2 [仕組まれた疫病/Engineered Plague]
1 [仕組まれた爆薬/Engineered Explosives]
横に並べられるとしんどいので一掃できるカードは必要である。仕組まれた爆薬は滅びでもよかったが、柔軟性を優先した。(破滅的な行為でも良い)

【テンポ系対策】
2 [悪魔の布告/Diabolic Edict]
このデッキの負けるパターンとして、テンポデッキの聖トラフト・墓忍びにやられることがある。打ち消しやハンデスで守られたこれらをメインで処理にするのは非常に困難であり、それの補強としても悪魔の布告はこのデッキにとってサイドの必須パーツである。


〜得意じゃないデッキ〜
テンポデッキ(RUG・BUG・UWトラフト)
血染めの月メインから入っているデッキ(ドラスト)
*窒息は多くのデュアランで島系以外からの衰微でなんとでもなる。BtBは赤霊破系で処理可能なのでマシ。



〜このデッキを回すにあたって〜
罰する火コントロールは長引き引き分けになることが多いデッキのために、6回戦を勝ちきるためにはスピーディーにプレイするのは重要である。
にもかかわらず、渦巻く知識とハンデスと打ち消しが入っているので、渦巻く知識で何をいつ探すのか、フェッチランドからどの土地を探してくるのか、1ゲーム目は何分ぐらいまでに勝負をつける必要があり、変に耐えないでさっさと次のゲームにいくタイミング潔さなど考えることも多く、やること・できることが非常に多いので慣れるまで時間が非常にかかった。
やること多すぎて脳みそが疲れるけど、その分だけ面白い動きができるいいデッキだと思っている。
また、精神を刻む者、ジェイスというカードを使い始めて(今までちゃんと使ったことがなかった)、ジェイスの練習にもなって非常によかった。
まだまだプレイングがあまちゃんやから、もっと練習したい。
もっとレガシーしたい。


長々読んで下さってありがとうございました。

コメント

Pシュート@野獣先輩の中の人
2012年12月24日19:44

誰得?

kenon
2012年12月24日20:02

>Pシュートさん
俺得^q^

MUE
2012年12月24日22:57

すげぇ好みのデッキなので使いたいけど、6回戦を戦い抜ける気がしない(精神力的な意味で)www

とっとこシャミ太郎@一点突破
2012年12月25日1:42

罰火のイラストがもっとオレ好みだったら使いたい(´・ω・`)

kenon
2012年12月25日14:56

>MUEさん
ぜひ使ってみて下さい!
6回戦を4-2、5-1してからのおかわりレガシー三回戦で1-2、0-3してるのは疲れすぎてGG。しっかり糖分取りましょう

>一点さん
2種類もあるじゃないですかーー
デルバーなんてあのダサさ・・・

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索